無認可保育園の間違った認識
ご存知の通り、保育園には、
認可保育園と無認可保育園の二つがあります。
一般的に保育園を希望するママたちは、
認可保育園を狙って申込をすることが多いのです。
ここで勘違いしてほしくないのは、
認可保育園→良いところ
無認可保育園→良くないところ
という概念が間違っているということです。
認可保育園と無認可保育園にはさまざまな違いがあります。
その違いによって、色
々なケースの家庭事情に合わせて選択できるようになっているのです。
ここでは、間違った固定概念を捨て、
ベストな保育園選びをしていただけるよう
主に無認可保育園のメリットについて焦点を当てて
お伝えしていきたいと思います。
認可保育園と無認可保育園の違い
〜認可保育園〜
・国が定めている基準(保育士の人数、施設の広さ等)を満たして
都道府県知事に認可されている保育所のこと
・保育料無償化等含め負担軽め、安い。
・保育時間:最長11時間
・入園は保護者の就労の状況や、家庭環境によって決まる
〜無認可保育園〜
・国の定めている基準を満たしていない保育所が該当する
・保育料高め
・保育時間:制限なし(施設による)
・保護者の就労状況や環境の認定不要
つまり、無認可保育園は、
保育園として認められていないというわけではなく、
あくまで、
国の定めた基準を満たしているかそうでないかの違いということです。
無認可保育園のメリット
事実、私は2人の子どもを無認可保育園に入所させています。
その理由としては
①共働きの状況ではなかったため
②預けることに理由が要らなかったから
③おもしろい教育システムのところに子どもを預けて見たかったから
この3つです。
無認可保育園は
親の就労状態が特に関係なく入園できるのがメリットだと感じました。
仕事についていない間も、
産休中で仕事を休んでいる間も、
利用できたのはありがたかったです。
そして預けること理由が入らないというのも重要でした。
夫婦ともに実家が遠方で、
祖父母を頼ることができない中で、
仕事意外に、子どもたちを預けられるという場は、切実に必要でした。
認可保育園では、これらの状況で保育を求める事は難しいようです。
また、せっかくだったら、
子どもたちへの教育にこだわりを持ちたいというのも希望でした。
無認可保育園では、独自の教育プログラムを持っているところも多く、
私が利用している園では、
毎週英語教育をネイティブの先生を招いて行っていたり、
リトミックや体操教室を活発に行なっているのが魅力に感じたし、
子どもたちの年齢を隔てた関わりを日々持つことを通して、
人間関係の学習が広くできるとも思いました。
そういった点を踏まえて
無認可保育園である今の保育園を選択したのです。
(もちろん、独自の教育プログラムというのは、無認可保育園だけでなく、認可保育園でも取り入れているところもあります。)
逆に、無認可保育園のデメリットといえば(通っている保育園ベースに考えると)
・認可保育園に比べて利用料が高い
・園庭などがない
という点です。
とはいえ、利用料が高いことは、
預けるメリットが高いことを感じればそれほど高くは感じないし、
園庭がなくても、近くの公園へ遊びに行ったりお散歩をしたりと、
子どもたちが楽しむ方法は他にもあるため
決定的なデメリットはさほど多くはないと思っています。
無認可保育園はダメなところではない!
私は今の保育園に通っていて、行き届いた指導や温かい眼差し
それに情報共有に対し、
先生方に感謝するとともに、
日々の子どもたちの成長に驚かされています。
そもそも、この「認可」「無認可」という名前が誤解を招いてしまうような気がします。
保育園として認められていない
という無認可保育園の誤解をすて
ライフスタイルに合わせた保育園選びをすべきと思います。
大切なのは、認可、無認可ではなく
保育園自体が、我が子や保護者自身にとって
合っているかどうかを見極めること。
単純に認可保育園に入れなかったというだけで、
落ち込むのではなく、
さまざまな選択肢を考慮し、ベストな保育園選びをしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。