私は、二人目を無痛分娩で産みました。
ありがたいことに、計画通りに出産がすすみ、無事に赤ちゃんを産むことができました。
無痛分娩を選んで正解だったと思っています。
実際に無痛分娩を体験して,なぜ無痛分娩にしたのか,痛みはあったのか,費用はどうだったのかなどお伝えしたいと思います。
無痛分娩を選んだ理由
・なぜ無痛分娩にしたのか
そもそもなぜ、私が無痛分娩を選んだかというと、一人目のお産がきつかったので、できれば苦痛を回避したいというのが、一番の理由です。
1人目の出産は、陣痛を感じてから30時間以上かかり、肉体的にも精神的にも限界を感じたお産でした。
初産なので、このくらいは当たり前なのかもしれないですが、私は半分トラウマでした。
出産自体は素晴らしい経験。
でもあの苦痛だけは二度と体験したくない。
無痛分娩なら苦痛を軽減できるかもとの希望が持てました。
もう1つの理由は、無痛分娩は産後の回復が早いと聞いたからです。
1人目の時は産後もしばらく体調が回復せず、なかなかキツかった。
でも2人目の出産後は、上の子のお世話をしながら生活をしていかないといけない。
そうなったら、回復が早いに越したことはない。
私は里帰り出産もしない予定だったので、それなら無痛分娩がちょうどいいと思いました。
もうひとつ理由を挙げるとしたら、それは、無痛分娩を体験してみたいという好奇心からです。
フランスでは妊婦の8割が無痛分娩を選択するそう。
実はフランス文化にめちゃめちゃ影響されている私は単純に、
「なら私も無痛分娩をやってみよう」
と思っただけのこと。
でも、これほどメリットが大きい無痛分娩がなぜ日本に普及していないんだろう…単純に疑問でしかなかったので一応色々調べてみたところ、それなりに様々理由はあるようで…
とはいえ、せっかく体験できるチャンスがあるなら、一度自分が体験してみるしかない!
ということで、2人目の出産は無痛分娩で行おう、と決めました。
・痛みは本当になかったのか?
痛みはありました。
なぜなら、麻酔はお腹の下半分からかかるので、お腹の上のほうの痛みは普通に感じるからです。
でも、叫んだり悶絶するような痛みとかはなく、「いててててて…」という感じや呼吸法で逃がせるような痛み程度です。
圧迫される苦しい痛みに近い感じでした。
・無痛分娩は回復が早かった!
聞いていた通り、産後の回復は早かったです。
一人目の時は、産後3週間ほど体調が戻るのに時間がかかったのに対し(完璧になるまでは1ヶ月以上かかりました)、
二人目は産後1週間で、ほとんどこれまで通りの生活が可能でした。
初産婦と経産婦との違いということもあるかもしれませんが、お産の時の体力の消耗が最小限に抑えられたことも大きいと思っています。
夫も、一人目の時と比較し、私の産後の回復の早さには驚いていました。
無痛分娩での費用はどのくらいだったか
無痛分娩にかかる費用は,
通常の出産費用+10万円ほどでした。この金額は一般的な相場金額のようです。
やはり多少手出しは増えるとはいえ,無痛分娩で満足している身としては,決して高いとは思わない金額でした。
逆に入院中の豪華な食事や,エステ付き!などの予算を手出しするくらいなら,無痛分娩にした方が,断然いい!
と思っています。(これは個人的意見なので、違った場合はどうかスルーしてください)
無痛分娩での出産を体験して
結論として、無痛分娩で出産ができて本当によかったです。
もっと実施できる病院が増えてくれるといいなと思うほどです。
歯を抜くのは麻酔をするのが当たり前の時代になったのに、
どうして出産だけあれほどの痛みを抱えて産むのが推奨されているのか疑問なほど。
リスクが問題視されたりもしてますが、出産はどれもリスクがある。
ならば少しでも苦痛を感じずにできる方を選ぶ選択肢があってもいいのかなと思いました。
そして、昔と違って今は核家族化が主流。
妊婦だってたった1人で出産する場面もざらにあるのです。
出産どころか、産後も1人で子育てしなければならないことも多いのです。
ママのそういう孤独や苦痛を、医療の力が少しでも手助けできるのならば、その苦痛から生まれるさまざまな問題すらもきっと軽減できるのではないかと思ったりもします。
そういう観点からも、無痛分娩の普及は大いに賛成です。
出産方法で子どもへの愛情にはなんら影響はありません。
女性のため、ママのための医療ももっと進歩してほしいと感じます。
最後まで読んでいただきありがとうございます☆
無痛分娩の体験レポートはこちらにも記載しています!
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