育児

子ども中心の生活は疲れるだけ!やめて楽になるための3つの秘訣

子どもたちと生活をしていると、ついつい自分のことは後回し。
気づいたら、子どものペースにのまれ、振り回される毎日。たまる家事。つのる疲労感…なんてことになってしまっているものです。

子どものことは可愛いし、子どもを優先してしまうことは当然かもしれません。
ですが、子どもに振り回されっぱなしの生活をしていると、
自分の思い描くライフスタイルが維持できなくなってしまっているなんてことが起こり得ます。
それは本当の幸せとはいえないのではないでしょうか。

子どもたちを健全に育てたいと願うママとしてどうあるべきか。
それはママ自身がハッピーであり、充実していること。

もしあなたが、子どもに毎日振り回されていると感じているならば、
すぐに改善したほうがいい。

ここでは、子どもに振り回される生活をやめるための秘訣を3つに絞ってお伝えしていきたいと思います。


リビングに子どものおもちゃを置かない

リビングを見渡してみてください。子どものおもちゃが転がっていませんか?
リビングの大半がキッズスペースになっていませんか?

子どもに振り回されることを変えるなら、まずは環境を変えることをオススメします。

子どものおもちゃに囲まれていると、自分自身つい母親モードから抜け出せなくなるもの。
ママ自身頭の中を切り替えるためにも、リビングだけは大人の環境を作るべきです。

リビングを整えておくことで、いつ来客が来ても問題なくなります。
また仕事から帰ってきてもくつろげる空間を維持できます。
小さなことかもしれませんが、そういうことが知らず知らずに溜まるストレスを軽減するものです。

子どもの遊ぶ場所は明確に決め、リビングの大半を子どもが占領するという状況は避けるようにしましょう。


子どももそのルールを学ぶことで「線引き」を意識するようになります。
大人と子どもの世界を分けるというものです。
これは、子どもが自分自身が全ての中心にあるという間違った思い込みをなくす手段でもあります。

(もちろん、母親の私としては子どもが最も大事であるし、判断の優先事項は子どもであることに変わりありませんが!)

遊びの場所、大人の場所にケジメをつけること、それが振り回される生活から逃れる第一歩です。
さっそく、リビングからおもちゃをなくすことから始めましょう。

雑貨・インテリアセレクトショップ【Generate Design】

母親が決定権を持つ

例えば夕ご飯のメニューを子どもに聞いていませんか?
お風呂に入るタイミング、寝るタイミングを
「お風呂に入ろうか?」「そろそろ寝ようか?」「どうする?」
と子どもに確認していませんか?

もちろん子どもの自主性を促すという点ではそう言った問いかけも大切かと思います。
そして、こういう投げかけをたまにしてみるのもいいと思います。
問題は、常に子どもに問いかけ判断を委ねているという状況です。
子どもも自分に決定権があるという状況が当たり前になれば、母親の言うことは聞いてくれなくなります。

公園から遊びを切り上げて帰るとき、
「そろそろ帰ろうか?」と投げ掛ければ、子どもは「いや」となるのです。
子どもにとって、公園で遊ぶことは楽しいので当然です。
「いや」と言われたら、また気が済むまで付き合ってあげる。本当は早く帰ってご飯の準備がしたいのに。
そうして子どもに付き合って、同じやりとりを繰り返す。
子どもも、「いや」といえばママは従ってくれるということを学ぶ。
でも、子どもに付き合ってあげたからいいか!と自分を慰め、振り回された疲労感には目をつむる。

このやりとりが、NGという訳ではありません。
子どもに付き合ってあげることは時に大切だし、夢中で遊んだ経験はマイナスではないと思います。

ですが、ワンオペ育児で仕事も家事もして自分のライフスタイルもしっかり維持していきたいと思っているならば
もう少し楽にする方法があるということなのです。


母「そろそろ帰るよ」 
子「いいよ」
このスムーズなやりとりは、日頃の決定権が母親にあるかどうかで生まれます。

公園から帰る時間は母親が決めていいのです。
自分の力で生活リズムを掴めるようになったら、自分自身に判断させていいと思います。
ですが、ほとんどの未就学児には帰宅の判断は難しいと思います。

公園だけじゃなく、お風呂の時間、ご飯の時間、寝る時間、全て母親の決定に従って動く。
その生活スタイルにシフトしていきましょう。
つまり、大人には決定権があり、子どもは大人に従って生活することが必要だと言うことを示すことが大切です。

それでは、子どもが何も考えずに動く子になるのが心配になる…
そんな風に感じているなら、その必要はありません。

子どもには、
あと何回滑り台を滑ったら終わりにするのか、
卵にかけるのはソースにするのか醤油にするのか、
パジャマはどれを着るのか
寝る前に読む本はどれにするのか…
など母親が決定した「枠組み」の中でたくさんの決定権を与えてあげればいいのです。


母親が決定権を持って生活することがお互い当たり前になると、
怒鳴ったり、イライラしたりというストレスが減っていくことを実感できると思います。

聖域を子どもに示す

ここでいう聖域とは、子どもに邪魔されるまたは立ち入ることのできない場所を意味します。
私の場合の聖域は、
子どもたちが寝た夜の時間と室内にある仕事スペースです。

自分の聖域は子どもにしっかり示します。
ここからは入ってはいけないよ、これはママの大事なものだよということを説明します。

例えば、私の場合、夜は大人の時間であることを子どもたちに言って聞かせます。
子どもは時間になったら布団に入って寝ること。起きてきてはダメなこと。それを話して聞かせます。
私にとってこの夜の時間はとても大切で、TVを観たり、本を読んだり、勉強したり、夫との時間を過ごしたりと
母ではない自分として過ごすとても貴重な時間です。

室内の仕事スペースにも鍵をつけたり、ゲージをつけたりはしていませんが、
それでも、子どもたちがいたずらをしたりすることはほとんどありません。
それは、小さいころから当たり前に存在し、ママが大切にしているものであることを知っているからです。
子どもに対してしっかりと示していれば、子どもは理解してくれます。
ママの大事なものと、おもちゃは違うという理解です。

大人と子どもの世界にしっかりと線引きをした上で生活していくこと。
それは、子どもに振り回されない生活をする上ではとても大事なことだと考えています。

振り回されずに子どもと向き合える

子どもに振り回されていると、自分自身も生活に追われて、疲労感だけが目立つ結果に。
でも、母親がしっかりと主導権を持つと、子どもとの向き合い方も変わります。
より主体的に積極的に向き合おうという意識になっていくと感じています。

切り替えがしっかりできることで、心に余裕ができるのからではないでしょうか。

母親とはいえ、1人の人間であることは間違いなく、自分のライフスタイルを見失ってはいけないと思います。
母親がいきいきしている姿の方が、子どもにとってはベストです。
ぜひ、振り回されないワンオペ育児を目指していきましょう。

私がこういった考えを持って育児に向き合えるようになったきっかけはこちらの本です。ぜひ一度読んで見てください。

フランス人は子どもにふりまわされない 心穏やかに子育てするための100の秘密【電子書籍】[ パメラ・ドラッカーマン ]

価格:1,320円
(2022/2/28 14:58時点)
感想(0件)



フランス人は子どもにふりまわされない 心穏やかに子育てするための100の秘密 [単行本(ソフトカバー)] パメラ・ドラッカーマン; 鳥取絹子9784484151076【中古】

価格:1,588円
(2022/2/28 14:55時点)
感想(0件)

-育児

© 2025 Mama & my Life Powered by AFFINGER5